1年前の今日。
亡きリリーが発覚した癌(メラノーマ)の除去の手術をしました。
生まれて初めてのエリザベスカラーに不満たらたらだったっけ。
麻酔が覚めても少しフラフラ気味の彼女を見て一気に老いが拍車かかってるそれを感じましたっけ。
手術はやっても無駄になる・・・・。と判断を迫られたけど。
一度だけは切除する。していただきたい。
リリーも年齢的に全身麻酔にも耐える最後のガッツの見せ所だったろうし。
すぐに再発しますよ・・・。
飼い主さんによってはその度に何度もオペをする方もいますが・・・
『最終的にはその都度顔(マズル)を切り落とすことになります。ワンコとしての姿じゃ無くなっちゃいますよ』と。
腫瘍の発覚後、、
これは歯肉炎なんかじゃありません。悪性黒色腫(メラノーマ)という癌です。
余命は半年です。
そう言われた。
その瞬間に『余命は受け入れましたので診察ありがとうございます』と言ったpapaでした。
このオペ後のリリーを思い出そう・・・・。
聴力がしっかり戻ったっけ。
きっと癌の何某が邪魔してたんだろうなぁ・・・。
歯は全抜歯。
ヨダレは垂れ流しになっちゃうんだよね。
歯を失ったから舌の収まりも悪くなっちゃって・・・。
患部(癌発生位置)が痛痒かったんだと思う。
前足でネコちゃんの顔洗いみたいなことを頻繁にするもんだから口のまわりや前足の毛はヨダレ等々でビロビロヨレヨレ・・・。
ちょうど同時期(この1~2週間ぐらい前?)にpapaの病気も一応の終息を主治医が決めてくれた時期だった。
今思うと・・・・。
papaはそれほど治ってなかったんじゃないかな?って。
いや、かなり良くなってきていたのかな?
感情的な記憶が曖昧・・・。
そんな365日前。
このオペからの1週間は本当におだやかだった。
つまりは。
すぐに再発することになります。
きっとそうなるはずだ・・・。そうなったら・・・、、、って予測はしていた。
無我夢中のリリーの看病シフトな暮らしに一変する。
予測はしていたけど具体的なそのヘビーさなんてもちろんpapaは経験なんかしたこと無いから。
つい2年ぐらい前は揚々とあのスレンダーで凜とした佇まいで闊歩していたリリーだけど。
『最期は突然一気に老いてしまうんですよね・・・』なんて世間の先輩様に聞いてはいたけど・・・。
今振り返っても。1年前も共通して考えられることは・・・・。
『覚悟』ってなんだ?
『覚悟』したってなまじっかなことじゃぁない。
『覚悟』したんだろ自分・・・。
覚悟の意味を深く知ったうえで。覚悟したから。
365日前の今日から『24時間ベストを尽くす』って決めたんだ。
papaは・・・。
リリーを愛していたんです。
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