ドナはこの年齢になって初めて『我』を出せる環境になりました。
今まではリリーとの序列があったから。
何をやるにもリリーの次だし、リリーの気持ちが最優先。
まんまビーチーだし、アブラムシの立ち位置。
それでも楽しく幸せに生きてきたんだろうけど。
最近は自分しかいないから。
お散歩中でも『自分の思うがままにクンカクンカできるし』
自分の思ったとおりのペースで動けるようになりまして。
papaに対しても・・・・。
『常時papa独占』
10年以上叶わなかったわけだから・・・。
それはそれで叶って良かったね・・・って思う日々。
papaと言えば・・・。
血が滾らない。血が踊らない。なにかの時間単位の『起承転結』を感じられない毎日を・・・。
昨日は・・・。
スマホを紛失した。
何か、必死に探したり四方山手配し直すことを放棄しました。
理由は『滾らないから』
完全にすべての方との交流手段を失って。
・・・ま、しかたがないか・・・、、と、、
『それはマズい!』ってな『焦り』とか『事態の問題視』に目も気持ちも向かない。
もう向けなくてもいいか・・・って静かな感覚。
唯一交流が図れるのは会ったこともない顔も知らない声も知らないフリーランサー契約のプログラマさん2名のみというオチ(笑)
PCでLINEのバックアップも全部消えたし。
昨今流行りのいろんな決済も銀行口座との紐付けなんかもロックされちゃってるし。
めんどくさすぎて・・・。そこを必死放いて保全する・・・ってことにモチなべーションが沸いてこないのです。
リリーがいなくなって。
何度も浮かび直したり沈んだり・・・を繰り返しながらも・・・。
『生きる』ことに。
『行き続ける大切さ』と向き合ったりしてきたけど。
スマホを紛失した・・・。
人間様って、ホンの些細なことがきっかけで『プツンっ!』ってなにかが音を立てて糸が切れてしまうことってあるんかね??・・・ってなどこか他人事のような感覚の中にいます。
病気になって。
何にも出来なくなっちゃって。
その時にも事件は3つ起きた。
その時のひとつは『財布』をなくした。
あの時のように警察に届け出出したり。カード等々を止めたり再発行したり・・・。
あんな体調であってもそういう作業にエネルギーを投下することは出来てた2年前。
リリーが末期癌で・・・。
世間様には煙たがられてたんでしょうけど。
腐り溶けていってる彼女の顎や口内の死臭を放つドロドロに溶けてる肉を指で掻き出す。
体中を清潔に保つために何度もお湯で身体を拭う。
今食べられるものはなんなんだろか?を常に考え続ける。工夫を重ねた食事を作って与える。すごく美味しそうに必死に貪る姿にホッとしたり、食べられないときは落胆したり・・・。
そんな地獄の24時間を半年送ってきたけど・・・。
『papaも辛いから解放して欲しい・・・』なんて思ったことは一度も一瞬もなかった。
むしろ『生きてる実感』に満ちていたような気がする。
それが『滾る(たぎる)』感覚なんだと思う。
その滾りがpapaには常に必要なんだ・・・とも思ってる。
今はその滾りがなさ過ぎる。
未来に向けての待機にもいささか飽き?てきてるような・・・。
衣食住を維持するためだけに生まれて死ぬまで生きていくだけの生物なんだろうなぁ・・・と人間様という生き物に対してのつまんなさで満載なのだ。
スマホを紛失していない一昨日までも・・・。
実際には誰とも交流をしていない。
ややもすると1ヶ月以上とか誰とも生の会話もしていない。
一部LINEで交流があったりなかったり。
それを望んでそうしてきたし。
誰もいない誰とも関わらない・・・これ至高・・・なことも事実。
だから事実、スマホをなくしてもなんら変わらないっちゃ変わらないってことなんだけど。
電話帳等々が完全に消えるとね・・・。
リアルに輪をかけたリアル感満載で・・・。
で、『ま、もういいじゃん・・・』って力の抜け感・・・ってな流れに至ったわけです。
すでにSNSは原則入らない。
他人がどうのこうのにも興味はないし。
どうせ、ほぼほぼどこぞでどんな旨ウマ食ってきた・・・なグルメ画像しかあげてないの見せられてもアホらしくなるし。
ただ・・・。
人間様は独りじゃぁ生きてはいけない・・・。
これについても。
誰よりもその重要性にも気づいてる。気づけた自分もいるわけですが。
そこをも超越した域を体感してみたい・・・みたいなド変態で超絶ドSなpapaという個性なんだよな。
とにかく『血が滾る感覚』に常時、自分を置いておきたい。
出会って飼ったリリーの個性をここで振り返ると・・・。
彼女はとにかく『エネルギッシュ』だった。
彼女も『血が滾る状態』に『生きてる感』を見いだす娘だったなぁ・・・と。
papaは病気で完全に失った感情をやっと取り戻せた・・・行って来いの2年間だったけど。
7月度に入って・・・。
また別感覚で『感情から色が消えた』と実感中。
いろいろ時間稼ぎをして自分を誤魔化せている領域も100%クリアしちゃったし。
『ものつくり』が楽しくって・・・。
脳内に湧いて出てきた企画物も全部具現化して・・・。
これから先、何をやっても巧く進むしかないことも分かってる・・・・。
誰も邪魔は入らない入らせない環境もある意味充実。
唯一、交流を図れているフリーランサーのJ氏とI氏には感謝しつつ・・・。
脈絡ないこと綴ったけど・・・。
俺は・・・。papaは・・・。
『血が踊る・血が滾る』常時に生息出来ていないと『生きながら死んでる』んだなと再認識。
特段、もう誰とも関わらない・・・で済むという安堵感と『やっぱり自分は異常者側』なんだという気づきに少し落胆とか(笑)
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