閲覧注意にて。
わが家は。リリーは。
この悪性黒色腫という病気と戦っていたのでして。
別名はメラノーマという病名。
本当に閲覧注意です。(他サイト引用)
メラノーマのいう悪性腫瘍をご存知だろうか?
まずこの病気がどんなものかのイメージについて。
自分の手を拳骨にして口の中に入れてみてもらいたい。
もちろん入るはずがない。
でも。だけど。
この病気はそんな拳骨みたいな別の生き物が勝手に育ち飛び出してくる。
まぁ、そんなイメージです。
腫瘍は摂取する栄養を奪いながら・・・・。
凄まじい勢いで育ち拡大し。
リリーの場合は口内の右上歯茎に発生しました。
手術で削除しても獣医師の言ってたとおり。
『1ヶ月もかからずにまた発生し拡大を繰り返していきます』・・・・の通り。
術後、1週間かからずに腫瘍は再発芽し始めます。
癌腫瘍は自壊を繰り返しながら猛烈に大きくなっていく。
自壊した肉は爛れ腐り落ちまわりに触れる他の肉や骨も自壊させ一緒に朽ち落ちていく。
もうひとつ。別の例えをするならば。
『エイリアンのような別の生物が体内で日々発育し、やがて身体の外に飛び出していく・・・』
そんな感じかな・・・。
最後のロングなお散歩は。
わが家にとってはなんてない距離だけど。
この1年強の生活スタイルではリリーにとっては結構な距離だったかも。
癌腫瘍を削除する手術後、いきなり元気を取り戻したリリー。
目は不自由。つか、ほぼ見えません。
好き勝手に歩きたい方に歩かせて上げた土曜日。
papaは驚愕しました。
元のマンションまでひた歩き出していったのです。
黙って付き合っていたらそのまま元の部屋に戻ってしまう。
スゴいよね。
犬の帰巣本能って・・・。
以前大変お世話になっていた方とかに対しても見切りが明確だったり。
違う・・・、、、って彼女なりに察したとたんにもう二度と振り返らなくなる。
最初にあった人でも『インチキめいた人には絶対になびかない』し。
ま、ここでスリングに入れてV字ターンで今の診療所部屋に戻りましたけど。
とにかくリリーにとっては過去最高の住まいだったんだと思うんだな。
その夜からです。再びこの憎っくき癌腫瘍が再びリリーの口内に浮かび出てきたのは・・・。
獣医の『もう好きな物なんでもたくさん食べさせて上げてください』の意味するものは。
あの時に覚悟は決まりましたし。
強がりだったかも知れないけど。
そして決めた事。
雲ひとつない快晴の昼に・・・・。
リリーと隅田川縁の芝の上で自由に大好きな『ごろんごろん』と『アイスクリーム』満喫しちゃおうツアーを敢行するって・・・・。
本当はね。
ソフトクリームの方がよかったんだけど。
コンビニでこんなのを買って。
リリーと太陽たくさん浴びて過ごしたり。
目は完全に見えなくなっています。
呼んでも明後日の方見回したりするから・・・・。ほんの少しだけ耳は聞こえてるのかな?
でもねだけどね。
papaはこのリリーの凜とした目つきが好きです。
こっち側はまだまだカッチョ良い。。
以下閲覧はマジでご注意を。
これがリリーと悪性黒色腫のそれ。
この日も芝でごろんごろんのあとに・・・。
自壊した肉がびろーん・・・と。
猛烈な死臭を放ち溶け落ち出します。
躊躇無くpapaはそれを指で引っ張りだします。
はっきり言ってこのレベルは甘っちょろい。
冒頭の別のワンチャンのそれの域にこのあとは日々変化していくのでして。
なんとかなる病。
もうどうにもならない治ることがない病。
リリーの患ったそれは後者の方でした。
ブログを数年休んでいた理由。
それ以降はかなりクローズにしてFacebookで日々を綴ってきて。
そしてこの2年間はまさかのpapaの闘病の時間をと。
やっと復帰出来かけたときに起きたリリーのこの病気。
papaは決めました。
この数年間、他人に功労し疲弊し完全に壊れ枯渇した脳がここまで回復し。
ほんの少しだけどエネルギーや前向きに生きるバイタリティを蓄え直しし始め。
どの程度なのかは分からないけど。
幾分充てん出来た全てのパワーを。
200%この子の看病にぶつけていくと。
この後も壮絶な毎日。
日に日に激しくなり苦しくなっていくことの序章でしかなかったんだと思っています。
平成寅とトイプードル銀座リリー・ドナの『いつもの処で独り言』ブラックすぎて何か?
※訳あって。一昨日前にFacebookとInstagramは当分更新も自信もアクセスしないって決めたところです。
いつか、またお会いできる日が訪れるのを楽しみにしたいと思っております・・・・。
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